海外移住と文化の交流センター
旧国立移民収容所(1928 昭和3年)
中南米への移住者はここで出国手続きや健康診断、語学などの簡単な講習を受け
神戸港から移民船で旅立っていきました。
「一九三○年 三月八日。神戸港は雨である。......」の書き出しで始まる
石川達三の移民小説『蒼氓』では、「黄色い無装飾の大きなビルデイング」と描写されていますが......
玄関には歯車みたいな工業的な装飾。しかし、やはり全体的な印象は「無装飾」。
そして つい最近までレトロ感たっぷりの薄汚れた白い外壁でしたが
2009年に『神戸市立海外移住と文化の交流センター』として開館されたのに合わせ きれいな黄色の外壁に。
竣工時の「黄色い...ビルデイング」に戻されたのですね。
戦後は何度か名称や用途が変わりました。
現在は本当にきれいに整備されていますが...
片隅には布目タイルや手動シャッターの跡など昔のままに残っていました。
by ampmh
| 2015-10-11 19:21
| 神戸市
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
フォロー中のブログ
検索
最新の記事
阪神千船駅のあたり |
at 2016-01-29 11:02 |
喫茶クロバー |
at 2016-01-20 08:55 |
三田~琺瑯看板の掛かる酒店 |
at 2016-01-14 16:05 |
キクチ珈琲店にて |
at 2016-01-13 11:05 |
『all along the.. |
at 2016-01-10 08:07 |